イワシの「季節（旬）」は、実は種類によって異なります。

日本でよく見かける主なイワシは3種類あり、それぞれ最も美味しいとされる時期が違います。

🐟 主なイワシの種類と旬

• マイワシ（真鰯）

  • 旬：5月～10月頃

  • 一般的に「イワシ」と言うと、このマイワシを指すことが多いです。

  • 特に脂がのって美味しいのは6月頃の梅雨の時期で、「入梅イワシ（にゅうばいわし）」と呼ばれ珍重されます。刺身や塩焼きに最適です。

• ウルメイワシ（潤目鰯）

  • 旬：10月～2月頃

  • 目が潤んでいるように見えるのが特徴です。

  • 冬に脂がのり、干物（丸干し）などでよく見られますが、新鮮なものは刺身でも美味しいです。

• カタクチイワシ（片口鰯）

  • 旬：9月～1月頃

  • 他の2種に比べて小さく、煮干し（いりこ）やアンチョビ、しらす（稚魚）の原料としておなじみです。

  • 地域によっては旬が異なり、ほぼ一年中流通しています。

まとめ

どのイワシを指すかによりますが、刺身や塩焼きで楽しまれることが多い**マイワシの旬は、初夏から秋（特に6月の梅雨時）**と覚えておくと良いでしょう。

次にイワシを選ぶ際には、どの種類のイワシかを見てみると、より美味しい旬のものに出会えるかもしれませんね。