朝会の校長講話の代わりです
- 公開日
- 2020/05/08
- 更新日
- 2020/05/08
校長
▼4月が過ぎて5月になりました。昨年度末からすでに2か月間、みなさんは学校から離れていることになります。 学校再開を楽しみにしている人が多いと思いますが、新型コロナウイルスの感染拡大についてまだ油断できない状況ですので、5月31日まで臨時休業を延長することになりました。
今回のコロナ・パンデミックについては、すべての人が初めての経験でもあり、コロナ問題について考えるスタートラインは、みんな一緒だと思っています。したがって、皆さんに自信をもって示せることはありません。今日は、このところ私が感じたこと、思ったことを話したいと思います。
▼医療関係者の方は、感染拡大の先の見えない中、必死の努力をしています。またそれを支援する行政や団体の方々、スーパーやコンビニの販売担当、宅配など物流を止めないように働いている方々、ゴミの回収をする清掃担当の方、 保育や福祉関連の方なども心が休まる時がないと思います。きっと、もっと多くの人が社会のために働いているのだと思います。今、私は社会の「つながり」を意識することがありませんでした 。
現在、人との「交わり」は制限されています。しかし、人との「つながり」が制限されているわけではありません。今までの日常は、もう戻ることはなく、新しい「日常」を創っていくしかないのかもしれません 。
▼皆さんは、あれもこれもできないことばかりだと我慢をしていると思います。また、学校で「交わり」ができるように、今は「つながり」を大切にしていきましょう。そして、こんな時だからこそ、世の中の動きを見て聞いて、気になることを自分の頭で考えてください。
▼最後に、学校再開に向けて休業中の家庭生活で大切にして欲しいことが3つあります。
1 感染拡大防止のため
「手洗いの徹底」「社会的距離の確保」
2 学校再開時のために
「起床時刻の意識」「始業時刻からの学習開始」
3 体力維持のために
「規則正しい生活」「一人でできる運動」
▼学校再開に向けて「心のつながり」を意識しながら共にがんばりましょう。