1/20(月)朝会 校長講話
- 公開日
- 2025/01/20
- 更新日
- 2025/01/20
全学年
しなやかに
三学期が始まり、二週間が過ぎました。残り少ない今年度の生活をどのように過ごし来年度につなげるか、よく考えて考動しましょう。
今日の話は「しなやかに」についてです。みなさんは「しなやか」と聴いてどのようなイメージを思い浮かべますか?しなやかな身のこなし・しなやかな人間関係・しなやかな感性・しなやかな皮などですか?はっきりとしたイメージはわかないかもしれません。先日ある冊子の特集に「しなやかに生きる しなやかな美しさ」について書かれていました。とても魅力的な話でしたので、紹介したいと思います。
・「なに何しなくてはならない」という思いが強すぎると、ある日ポキンと折れてしまします。そうではなく、周りの意見に耳を傾けるゆとりが大切です。柳の枝のようにゆらゆらと揺れながらも、軸がしっかりしている。そんなふうにいられれば、困難に遭遇しても、自分を見失うことなく前に進めるのではないでしょうか。これが「しなやかに生きる」ですね。(プロフィギアスケーター・PHPより)
・「見るものや聴くものに心が揺れることで、人としての幅や弾力が生まれます」ここぞという時には、ふんわりかわしたり、やんわり押しのけたりしながら、自分の大切な部分を守っていく。「たしかさ」よりも「どっちもあるよね」のしなやかさのほうが気になります。(コピーライター・PHPより)
どちらの話にも共通していることは、「自分の大切なもの・自分の軸=自分の考え」があり、自分のそれを守るために周りとしなやかに向かい合うかが大切であるといっています。真正面から拒絶するのは自分も相手も傷つけることになります。意識できるとよいかもしれません。
最後に、私が高校一年生の担任の先生から教えてもらった言葉を一つ紹介します。「柔よく剛を制す」という言葉です。意味は調べてみてください。この年齢になってもなかなかできていませんが、この言葉を大切にして生活しています。今日は、「しなやか」ということについて話をしました。