6/9(金)朝会 校長講話
- 公開日
- 2023/06/09
- 更新日
- 2023/06/09
全学年
6月9日(金) 朝会 講話内容
テーマは「脳から見た成長と学習」で、内容は、「学習の方法」について
1 睡眠は大切です
覚えたことは、寝ている間に整理される。
睡眠の1〜 2時間前は記憶のゴールデンアワー
寝る前に記憶すると、寝ている間に脳が学習したことを整理する→ 夜、復習する
眠れなければ、何もせずに横になるだけでも違う
2 ルーティン化する
同じ時間に起床・勉強・就寝
土日も同じ時間に起きる・寝る
習慣形成に必要な日数は平均66日 2ヶ月継続することが大切
なかなか難しが・・・
3 同時に複数のことを行わない ながら学習は×
・ききながら勉強× 見ながら勉強×
・スマホは機内モードにする
・邪魔するものを少なくすることが大切
4 定期的に休憩を入れる
時間を決めて休憩するのではなく 集中が切れたら休憩にする
休憩中は何もしない 脳を休める → そうすると情報が整理される
5 テスト形式の学習にたくさん取り入れる
学習において、出力重視が大切
テストというのは、自分の頭の中にあることを出すこと すなわち出力のこと
→ 出力重視 脳は出力を重視する
思い出す訓練 方法はさまざま
思い出し、答えを推測するごとに意味がある
例 ピアノの発表:練習は常に出力
6 良い姿勢・良い表情 どっちが先?
楽しいから笑う? 笑うと楽しくなる?
→ 「笑うと楽しくなる」の方が強い
→ 「体」が「感情」の主導権を握る
7 やる気ではなく、システムに従え
・勉強する気分になることを待たない
・勉強する気分になることを待つのではなく、時間になれば始める
→ 「やる気」はできない人が作ったり言い逃れたりするための方便
これらの情報は
「脳から見た 学習と成長」
東京大学薬学部教授 池谷祐二 氏 の講演より
※ これがすべて正しいわけではありません。さまざまな研究等により効果がある可能性についての話です。