6/1(月)全校集会
- 公開日
- 2026/06/01
- 更新日
- 2026/06/01
全学年
全校集会 校長講話(一部抜粋)
冷暖自知(れいだんじち)― 自分の「体験」を一生の宝物に ―
今日は皆さんに伝えたい、ある大切な言葉があります。
それは**「冷暖自知(れいだんじち)」**という言葉です。
想像してみてください。目の前にコップに入った水があります。皆さんはそれを見て、「あ、冷たそうだな」「少し温かいかな?」と予想するかもしれません。
でも、本当にその水が冷たいのか、それとも温かいのかを知るには、自分で触ってみたり、飲んでみたりする以外に方法はありません。
これは当たり前のことのように思えますが、実は私たちの学びや人生においても、とても大切なことを教えてくれています。それは、**「知識や他人の評価に頼るのではなく、自分で実際に体験して、初めて本当のことが理解できる」**ということです。
今の時代、スマホやSNSを使えば、一瞬でたくさんの情報を得ることができます。情報を集めることは確かに大切です。しかし、画面の中で見ただけの情報は、まだ本当の意味で自分のものにはなっていません。
大切なのは、もらった情報だけで満足するのではなく、実際にその場に行き、人と会い、自分で体験して得た「生きた知識」を、自分のこれからの活動にどう生かしていくかを考えることです。
,この一学期、皆さんの各学年では学校の外へ飛び出す素晴らしい機会がありました。
1年生: 東浦の魅力を再発見した「いいとこ探し」
2年生: 仲間と絆を深めた「林間学校」
3年生: 準備を重ねて迎える「修学旅行」
それぞれの行事には目的があり、皆さんはこれまで経験したことのない新しいことにチャレンジしてきたはずです。そしてチャレンジしていきます。
学校の行事は単なる「思い出作り」ではありません。計画を立て、実践する中で、「自ら考え、行動する力(基礎的・汎用的能力)」を養うための大切な学びの場でもあります。
体験の中には、成功だけでなく、うまくいかない「失敗」もあるでしょう。入学始業式でも話をしましたが、自分でやってみて失敗から学ぶことこそが、皆さんにとって何物にも代えがたい「一生の財産」になります。
これらの貴重な体験を終えた後、「楽しかった」、レポートを書いて発表した、で終わらせないでください。そこで学んだことを、これからの生活や自分の進路にどう生かしていくのか、具体的に考えてほしいと思います。そしてつなげていきましょう。
自分の手で生活をより良くし、「自分の足でしっかり立ち、考えて前に進んでいける東中生」へと成長していく姿を期待しています。