学校日記

3/7(金)卒業式 式辞

公開日
2025/03/07
更新日
2025/03/07

3年生

卒業式式辞(3年生への最後のメッセージ)




















284名の卒業生のみなさん卒業おめでとうございます。この三年間はどうでしたか。何をしてきましたか。何ができるようになりましたか。私は皆さんの成長を二年間見ることができました。大丈夫です。皆さん、一人一人違いますが多くのことができるようになっていますよ



 



今、卒業生のみなさんに卒業証書を渡しました。手にしている卒業証書は、みなさんが3年間、努力を重ねてきた証です。3年間、中学校生活を送れたのは、家族、地域の方々、友だち、学校の先生や主事さんなど、多くの方の支えがあったと同時に、一人一人の強い意志があったからです。



 



保護者の皆様にも一言お礼を申し上げます。中学校入学以来3年間、我が子の成長を見守り 励まし続けられてこられた保護者の皆様 お子様のご卒業おめでとうございます。あっというまの三年間であったことでしょう。お子様の成長とともに、どうしたらよいのか 悩まれたことも多々あったことと思いますが、ご家庭で常に温かく見守り 育ててくださったおかげで、子どもたちは、本当に大きく成長しました。そして、これまでの本校の教育活動へご支援ご協力いただきましたことに厚くお礼を申し上げます。



 



また、ご来賓の東浦町 教育長様はじめ、日頃から子どもたちや学校を温かくお支えくださっている地域の皆様にも、教職員一同本当に感謝しております。ありがとうございます。



 



さて、多くの方々の支えの中で成長し、義務教育9年を終えるみなさんの門出にあたり、私から【最後のメッセージ】を贈ります。



 



最後のメッセージは【自律】です



 



私はこの二年間、朝会や学校だよりで常に伝え続けたことが一つあります。



それはどんなときも【自分で考える】ことです。



 



四月から向き合う新しい環境での生活では、わくわくすることもあれば、あれ?今までやれたこととは少し違うなあ、と思うこともあります。そんなときに次のような二つのことを考えてみてほしいと思います。



 



一つは「続ける」こと。運動で習い事でも学習でもよいので続けてみてはどうですか。でも続けることは以外と難しいです。そんなときに、一日一パーセントの15分を投資してみる、前向きな言葉を出しながら続けていく、必死になりながらも「しなやかさをもって」などのことを考えながら続けていけるとよいですね。三日坊主になっても大丈夫です、次の日から再開して続けていくと、



必ず成果が出ます。続けるには強い気持ちが大切です。



ある有名なサッカー選手の言葉です。「努力は報われる?違うだろう。報われるまで努力するんだ(リオネル・メッシ)」



 



二つ目は「自分で判断して決める」ことです。人の意見を聴いたり、価値観を尊重したりすることはとても大切なことです。ですが周りの言うことや、人の評価を気にして右往左往するのでは自分の人生を生きていることにはなりません。これから向きあう生活は「正解のないこと」に「プラスの思考」でいろいろな選択肢があるなか、自分で判断をして決めて進んでいけるとよいです。



 



卒業生の皆さんは、自分で考える思考になっています。



これからは、考えそして判断し決められる人になりましょう。



 



義務教育が終わります。自分で選択をした道を進んでいきます。そこでは新しいことばかりです。困った時悩んだ時は、新しい場所での先生や先輩上司、各家庭にも家族親族の方々が相談にのってくれます。



 



でもどんなときでも、【自分はこう考える】そして【自分はこのように判断する】ということを大切にしてほしいと思います。そこには中学校三年生までの義務教育とは違った責任がつきます。それを自覚して、自律した一人として、新しい場所で考動をしていけるとよいです。



 



最後に、卒業生のみなさん、東浦中学校の卒業生という誇りをもって、保護者、地域の方々友達への感謝の気持ちを忘れず、自律した考動ができる一人として、活躍することを期待し、式辞といたします。 



(東浦中学校 校長)