学校日記

4/9(木)入学始業式 式辞

公開日
2026/04/10
更新日
2026/04/10

全学年

入学始業式 式辞

【新入生の皆さんへ】

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんは今日から、この東浦中学校の一員となりました。中学生としての輝かしい第一歩を踏み出した皆さんを、私たちは心から歓迎いたします。

さて、今日から始まる中学校生活。皆さんは今、どんな気持ちでここに座っていますか?  小学校の先生やご家族から「いよいよ中学生だね」「もう中学生なんだから」と励まされ、期待に胸を膨らませている人も多いでしょう。その一方で、「勉強についていけるかな」「友達とうまくやっていけるかな」と、小さな不安や心配を抱えている人もいるかもしれません。

でも、大丈夫です。安心してください。私は皆さんに、これからの三年間、一貫して大切にしてほしい言葉を贈ります。それは、「失敗しても大丈夫」ということです。

誰でも、初めてのことにチャレンジする時は、勇気と不安の両方が入り混じるものです。一歩踏み出した結果、うまくいくこともあれば、思うようにならないこともあります。  しかし、たとえうまくいかなくても、自分を責める必要はありません。むしろ、うまくいかない時こそが「学びのチャンス」です。

「やってみたらこんな困難があった」その時が成長のスタートラインです。「次はこうしてみたらどうだろう?」と自分で考え、時には周りの仲間の知恵を借り、一歩ずつ前に進む。その繰り返しが、皆さんを強く、賢くしていきます。常に前向きに、失敗を恐れず挑戦し続ける中学生であってほしいと願っています。

中学校では、自分で考えて動く場面がぐんと増えます。どのような三年間を過ごすかは、皆さん一人一人の考え方次第です。自分の意志で考え、周りの意見に耳を傾けながら、この東浦中学校という舞台で、自分だけの物語を紡いでいってください。

皆さんの周りには、頼りになる二年生・三年生の先輩がいます。情熱を持って向き合う教職員がいます。登下校を見守ってくださる地域の方々、そして何より、一番近くで支えてくださる保護者の皆様がいます。私たちは全員で、皆さんの挑戦をフォローし、全力で支援していくことを約束します。

【保護者の皆様へ】

保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。今日から、大切なお子様をお預かりいたします。私たち教職員一同、お子様の「自律的考動力」の育成に向け、誠心誠意、努力してまいる所存です。

「子どもは家庭で育ち、学校で学び、地域で伸びる」と言われます。学校・家庭・地域の三者が、同じ思いを持ち、同じ方向を向いて、子どもたちの成長を支えていくことが何よりも大切です。本校の教育活動へのご理解とご協力、そして温かいご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【在校生の皆さんへ】

二年生・三年生の皆さん、進級おめでとうございます。東浦中学校は本年度、開校八十周年という大きな節目を迎えます。これまでに数多くの卒業生が、この学び舎から巣立ち、素晴らしい伝統を築いてきました。皆さんはその良き伝統を受け継ぐとともに、新しい風を吹き込み、さらなる東浦中学校を創り上げていく主役です。

今、スクリーンに映しているのは、令和八年度の「グランドデザイン」です。これからの東浦中学校を創っていく皆さんに身につけてほしい力が、三つあります。

一つは「自律的考動力」です。自律的考動力とは「生活力」と「課題解決力」を合わせたものです。生活力とは、自分で考え、判断し、表現する力。課題解決力とは、確かな知識を身につけ、学びを深める力です。正解のない問いが多い現代において、「自分はどう動くべきか」を考え、実践する力を磨いてください。

二つ目は「タフに取り組む」ことです。 日々の生活には、楽しいことばかりではありません。苦手なことや、気が進まないことにも出会うでしょう。そんな時、こらえ、もちこたえ、十分に応じる「心の強さ」を持ってほしいと思います。

三つめは「地域の一員」としての自覚です。皆さんは中学生であると同時に、この地域を動かす大切な「人財」です。日常の中から地域に関心を持ち、積極的に参画し、地域に貢献できる存在であってください。

【結びに】

人から言われて動くことは簡単です。しかし、自分の意志で考え、行動に移すには、エネルギーが必要です。そのエネルギーをだせる「東中生」であってください。

(一部抜粋)