12/23(火)終業式 講話
- 公開日
- 2025/12/24
- 更新日
- 2025/12/24
全学年
冬に木は育つ 心に蓄えを
今日で2学期が終わりです。おおよそ1年の4分の3が終わります。
この9ヶ月で、自分にはどのような力がつきましたか。みなさん体も心も成長しています。それを自覚することはとても大切です。冬休み自分の成長を振りかえってみてほしいと思います。
それでは今日の話です。今日は、「冬に木は育つ 心に蓄えを」について話をします。
今の季節、樹木は、実も熟し、葉も落ち、寒さの中でたたずんでいます。この樹木ですが、目にははっきりわかりませんが、冬の間確実に少しずつ成長しています。年輪を一つずつ増やしながら、春に芽を出すために、寒さにじっと耐えて、地中から栄養分を蓄え、成長しています。
これは人間も同じで、特に皆さんのように若いときには同じことがいえます。今年度の終盤の冬は心の面でも体の面でも力を蓄え成長する時期です。だたし樹木と違い、成長するという点で皆さんが考えなくてはいけないことは、人間は何もしないでたたずんでいるだけでは、成長しない、伸びないということです。
そこでこの冬休みに東中生に蓄えをしてほしいと思います。三年生は四月から違うステージで生活をします。四月からの自分の生活をどのようにしてきたいか具体的にイメージをしながら、この冬休みそして残り三ヶ月で何をすべきかを本気で考え、その思いを心に蓄えましょう。
一年生、二年生は、この九ヶ月間で自分がどのような力をつけてきたかを自分で再確認して、この冬休みにこれから三ヶ月で何ができるか、今できることは何かを本気で考え、心に蓄えを作りましょう。
明日から冬休みです。少し時間に余裕ができる冬休みに、木が地中から栄養分を吸収するように、東中生も残り三ヶ月で自分は「いつ、何を、どのようにするか」を考え心に蓄えを作りましょう。
また、家庭でのお手伝い、新年の行事等、家族の一員としての役割も忘れないようにしましょう。健康・安全に、冬休みが有意義になるように生活してほしいと思います。
今日は、「冬 木は育つ 心に蓄えを」について話をしました。