6/19(水)学年だより 巻頭言
- 公開日
- 2024/06/19
- 更新日
- 2024/06/19
お知らせ
各学年の大きな行事が終わりました。それを振り返り、少し考えたことを学校だより「叡智」で発信させていただきました。(以下叡智より抜粋)
タイトル「自分の活動から学ぶこと」
先日ある話し合いの中で「失敗」ということについて少し気になる話がありました。最近の子どもは失敗することをすごくいやがり、新しいことに積極的に取り組まないという話題でした。東浦中学校の生徒はどうか考えてみました。
失敗をすることはだれでもうれしくはないですが、だれにでも失敗をすることはあります。(何かにチャレンジ・挑戦しているからこそ失敗があるのですが)思ったようにうまくいかずにがっかりすることもあります。すごい失敗をして落ち込むこともあります。そのような失敗をしたときに、どのように一番良いか。反省して落ちこむこと?忘れてしまうこと?実際そうなるかもしれませんが、そうではありません。失敗してくよくよしていると、活動が止まります。大切なことは、その失敗を次に生かすために、なぜ失敗したか理由を考え、具体的にどうすれば良いかを考え、実行することです。そうすると、そこからいろいろなことを学ぶことができます。
2年生は林間学校へ行き、3年生は6月に修学旅行に行ってきました。出発式等で少し話をする機会がありましたので、次のような話をしました。
「計画はしっかり考えられています。しかし、3日間も生活すると、大抵予定外のことが起こります。そのときに、どのように考えて、判断をして考動するかがとても大切です。」
それぞれの3日間の間には予定外のことや失敗がありました。その時自分で考えて判断して考動をする姿を見てきました。結果として失敗したこともあったようですが、自分で判断して考動したことが大切であったと思います。
これからも東浦中学校の生徒が、自分にそして周りにも「失敗しても大丈夫」という気持ちでいろいろなことに取り組んでいってほしいと思います。
※昨年度の10月に「失敗力」について話をしましたが、地域での話し合いや学校行事でそれらに対応する姿を見ましたので再度「失敗」について考えてみてほしいと思います