12/1(月)全校集会 講話
- 公開日
- 2025/12/01
- 更新日
- 2025/12/01
全学年
多様性 = 違いを認め合う
今年の人権週間は12月4日(木)から12月10日(水)までの1週間です。「人権週間」は私たちが当たり前に持っている権利、つまり「人権」について改めて考える大切な一週間です。
先週の27日に昼の放送で福祉委員会が人権に関する話をしていました。人権とは○○と考えます。と話をしていました。覚えているでしょうか。ではみなさん人権を自分の言葉で説明するとしたらどのように説明しますか。少し考えてみてください。(15秒)私は、あたりまえに「誰もが、自分らしく、安心して生活できること」だと考えます。この「自分らしさ」や「安心」を守るために、皆さんに大切にしてほしいことがあります。
「多様性」=「違いを認め合う」ことです。
ヘイトスピーチという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。自分と何か違うと無意識に距離を置いたり違和感をもったりすることがあります。ではその違いとはなんですか?私たちの周りには、たくさんの「違い」があります。
得意なことが違う。好きなものが違う。見た目が違う。住んでいる場所や、生まれ育った環境が違う。性別に対する考え方や、家族の形が違う。
しかし、日常生活において、この「違い」が、私たち少し成長させる力なのです。プライベートは気が合うとか、似たような感覚や考えをもつ人と集まる一緒に行動することが多いです。でも世の中はそんなことばかりではありません。
皆さんはいずれ自分で選んだ道に進みます。そこでは全く知らない人と一緒に学生生活を送ったり、仕事をしたりします。
中学校もある意味そういった世界の一つです。気の合う人ばかりではないし、考えが違う人もいます。そして異なる考えをもつ人と一緒に活動したり、話をしたりする場面が必ずあります。学校は、そのときどのように考動したり、話をしたりするかを、考えたり実践したり場でもあります。さあ東中生の皆さん、「違う」をどのようにしていきますか。
意見をぶつけ合うのはオッケー でも否定はしない
納得できない だけど 理解はする
※うーんと思うかもしれないので後で担任の先生にフォローをお願いします
そして相手を「尊重」できるとよいです東中生の皆さん、「違いを否定しない」ことを意識できるようになっていきましょう
自分と誰かが意見が違っていたとき、「変なの」「ありえない」と否定する前に、「なぜ、そう考えるのだろう?」と、一度立ち止まって想像してみてください。その考えに至った理由について余裕をもって理解しようとする姿勢こそが、「違いを認め合う」第一歩です。私たち一人ひとりの「違い」を否定しないで、それを「その人の力」として認め合う。
東浦中学校を、違いを認めあえる、そんな温かい多様性のある環境にしていきましょう。
今日は多様性=違いを認め合う ことについて話をしました。