愛知用水の出前授業 その1
- 公開日
- 2018/11/06
- 更新日
- 2018/11/06
4年生
4年生で、愛知用水についての出前授業を行いました。来てくださったのは、愛知用水土地改良区(水土里ネット みどりねっと)と、東浦役場の農業振興課の方々です。
愛知用水は、水不足で困っていた知多半島に木曽川の水を導入しようと、今から約60年前に久野庄太郎さん、浜嶋辰雄さんという方々が中心となって各方面に働きかけ、国の事業として認められ、世界銀行から資金を借りるなどして当時のお金で300億円以上かけて建設されました。現在の貨幣価値だと6000億円以上となるそうです。
まず牧尾ダムが建設され、岐阜県八百津町から知多郡美浜町までの112キロメートルにおよぶ基幹水路が作られました。この水路には幅20メートルほどの土地が必要で、多くの地権者に何年もかけて説明して同意を得たそうです。
この愛知用水のおかげで、私たちは、水くみの重労働や、水争いから逃れて、農作物をたくさんつくることができるようになったということがよく分かりました。