南吉さんから常民さんへ 六通の手紙について
- 公開日
- 2018/10/24
- 更新日
- 2018/10/24
4年生
先日、4年生全員に、「南吉さんから常民さんへ 六通の手紙」と題した小冊子が配付されました。これは東浦町が、町制70周年を記念して、新美南吉と、藤江出身の久米常民の交流について紹介した冊子を作り、今年の4年生だけに限定して配付されたものです。
4年生は「ごんぎつね」の勉強を通して新美南吉について知りますが、その人物像までは知りません。この冊子は、親友どうしの手紙のやりとりを通して、新美南吉の人柄もよくわかるものです。
今日の5時間目、昨年度まで生路小学校にお勤めだった鷹見教頭先生をお招きして、4年生で、この冊子を紹介しながら新美南吉はどんな人だったのか、お話をしていただきました。
南吉が秀才だったこと、貧しかったが小学校の校長先生のすすめで中学校(現在の半田高校)に進んだこと、そこで久米常民と知り合ったこと、常民は名古屋大学に進んだが、南吉は教師を目ざしたものの身体検査で岡崎師範学校に合格できなかったこと、代用教員をしながら多くの文学作品をつくったこと、常民をうらやましがっていたことなど、たくさんのお話を聞きました。
南吉の文学のどんなところが素晴らしいかなども教えていただきました。鷹見先生ありがとうございました。