学校日記

12月2日(火)朝会

公開日
2025/12/02
更新日
2025/12/02

うのさとニュース

朝会で人権についての講話がありましたので、その内容を紹介します。


今日は「人権(じんけん)」についてお話しします。

人権というのは、「だれもが大切にされ、しあわせに生きる権利(けんり)」のことです。

みんなが安心してくらし、思ったことを言えたり、自分らしく生きたりできること。

それが人権です。

さて、みなさんは『ペツェッティーノ』という絵本を知っていますか?

作者はレオ・レオニさんという方で、『スイミー』を書いた人でもあります。

このお話の主人公、ペツェッティーノはとても小さな生きものです。

ほかの大きな生きものたちを見て、「ぼくはちっぽけなかけら(ペツェッティーノ)だから、きっとだれかの一部なんだ」と思い、自分のことを小さく感じていました。

でも、ある日、ペツェッティーノは旅に出て気づきます。

「ぼくはだれかの一部なんかじゃない。ぼくは、ぼくなんだ!」と。

みなさんも、ペツェッティーノと同じです。

背の高さや勉強の得意・苦手、性格のちがいがあっても、一人ひとりが大切な存在です。

だれかとくらべなくてもいいし、「自分らしさ」を大切にしていいのです。

そして、友だちの中にも、自分とはちがう考えや気持ちを持っている人がいます。

人権を大切にするということは、その「ちがい」を認めて、おたがいを思いやることでもあります。

小さな思いやりの言葉や行動が、みんなの笑顔を増やします。

今日から、まわりの人を大切にする「ペツェッティーノの心」で過ごしてみてください。

これで、人権についての話を終わります。